設立趣意書


1. 日本 Java ユーザグループの目的

日本 Java ユーザグループは、Java 技術の向上・発展と一層の普及・活性化を目指します。

私たちは、産業界との協調と連携を強め、日本のIT業界が Java の実力を高めることを目標とします。

また、私たちは、新しいビジネスモデルの創出、新しい開発スタイルの探求等を通じて、Java 技術者の社会的経済的な地位の向上を目指します。

2. Java 普及・活性化のための活動

日本 Java ユーザグループは、ネットワーク上で最新の Java 技術情報を発信します。

私たちは、私たちの活動の成果物を、誰もがネットワークを通じてアクセスして利用できるように努力します。また、私たちは、Java の世界を活性化するため、Java に閉じることなく、Java と接点を持つ様々な技術に、積極的に関心を持ちます。

日本 Java ユーザグループは、多くの企業・団体・個人の協力を仰ぎながら、Java ユーザの要求に応えて、新しい Java 技術の紹介・普及の為、セミナー・講演会を、継続的に全国で展開します。

私たちは、Java の裾野を広げるため、企業内の IT 技術者に対する Java 技術の向上を様々な形で支援するとともに、大学等の若い世代での Java の普及を目指す活動を展開します。また、Java の底上げのために、東京と地方との技術格差を解消する活動に取り組みます。

3. 組織 – コミュニティのコミュニティ

日本 Java ユーザグループは、Java を共通の関心として様々な形態で組織された、様々なコミュニティのコミュニティです。

私たちは、Java ユーザのフェースとフェースの結びつきを、コミュニティの基礎と考えます。私たちは、Java を学び経験を交流する大小の Java コミュニティを、積極的に全国に組織します。私たちのコミュニティは、こうして作られた大小のコミュニティの自由な連合体です。

日本 Java ユーザグループは、それ自身、オープンソースのコミュニティの一員として、オープンソースのムーブメントの一翼を担います。私たちは、全国でも、地域でも、多様なオープンソースのコミュニティと積極的に交流します。

日本 Java ユーザグループは、組織的には、地域ごとに組織された Java コミュニティと若い世代によって自主的に組織された Java コミュニティを、特に、重視します。これらのコミュニティを支援するため、私たちはセミナー・講演会を、全国で展開します。

私たちは、多様なテーマのプロジェクトごとに Java コミュニティを組織します。これらのコミュニティが、新しい技術の開発を通じて、日本の Java コミュニティ全体を技術的に牽引していくことを期待しています。

2007 年4月23日