報道資料

2007 年 4 月 16 日
日本 Java ユーザグループ設立準備会

日本 Java ユーザグループが 2007 年 4 月 23 日に正式発足

-草の根で企業、団体、地域、分野を越える交流を活性化、技術者の地位向上を目指す-

 

日本 Java ユーザグループ設立準備会 (代表:稚内北星学園大学 学長 丸山不二夫) は、2007年4月23日に「日本 Java ユーザグループ(英文名称 Japan Java User Group、略称 JJUG)」を設立することを発表しました。日本 Java ユーザグループは、産業界と連携しつつ日本全国での Java 技術の一層の普及とコミュニティの活性化のために活動します。この活動を通して、日本のソフトウェア産業の実力を高め、Java 技術に関心を持つ技術者の社会的、経済的な地位を向上することを目指します。

Java 技術は、登場から 12 年が経過してコモディティ化が進み、多くのユーザを抱えています。その一方で、Java 技術の適用範囲は拡大・高度化し、全体像を把握することが難しくなっています。こうした状況のもと、企業内部での OJT (on the job training) や研修制度だけでは Java 技術者の教育が不十分であることや、大都市と地方との格差が大きくなっていることが問題となってきています。日本 Java ユーザグループ設立準備会の参加メンバーは以前からこの問題に取り組み、全国縦断セミナー活動や、地域単位の Java コミュニティの組織化を支援してきました。日本 Java ユーザグループは、このような準備会メンバーの「草の根」活動の経験から得られた知見に基づき構想し、設立に至ったものです。

日本 Java ユーザグループは、(1) 「コミュニティのコミュニティ」、(2) 「地域に閉じず」、(3) 「Javaに閉じず」、(4) 「技術に閉じず」というスローガンを掲げています。

日本 Java ユーザグループは「コミュニティのコミュニティ」を目指します。全国各地で、Java を学び経験を交換し合うコミュニティを時には新たに設立し、時には既存のコミュニティと連携することで、大小のコミュニティの自由な連合体としての活性化を図ります。Java ユーザどうしのフェース・トゥー・フェースの結びつきをコミュニティの基礎として重視し、Java ユーザが直接交流できるセミナーやイベントの機会を積極的に設けていきます。

4 月 16 日現在、このような趣旨に賛同するソフトウェア技術者コミュニティ多数の参加表明を得ています (別表 1)。さらに、主要 IT 企業を含む多くの企業が、「サポータ企業」として活動を支援する意思を表明しています (別表 2)。

日本 Java ユーザグループは「地域に閉じず」というスローガンのもと、全国横断的な技術者の交流を促進します。地方の Java 関連開発者コミュニティと連携し、「全国行脚セミナー」を開催し、技術者交流の機会を設けることで、日本全国での技術者のレベルアップ、さらにはビジネス上の機会を増やすことを狙います。

日本 Java ユーザグループは、「Java に閉じず」、つまり Java 技術だけでなく、Java 技術と関わりがある各種の技術に関心を持ちます。例えば、一部の Java 技術者の間で関心が高まりつつある Ruby 言語関連技術や、Java 技術との連携事例が増えつつあるリッチ・インターネット・アプリケーション (RIA) 技術などの分野を、セミナーの題材などに積極的に取り上げていきます。

日本 Java ユーザグループは、「技術に閉じず」というコンセプトを持っています。技術者の社会的・経済的な地位を向上させるには、技術的な関心に応えるだけでは充分ではありません。日本 Java ユーザグループでは、新しいソフトウェア開発スタイル、新しいビジネスモデルの提案も重要な課題であると考えています。

日本Javaユーザグループの当面の活動内容は、以下のようになります。

  1. Java 技術に関する情報を発信する Web サイトを運営
  2. Java 関連技術者が交流するためのメーリングリストを運営
  3. 初級・中級の技術者を対象とした「Java 基礎セミナー」を開催
  4. 地方の Java 関連開発者コミュニティと連携した「全国行脚セミナー」を開催
  5. 春、秋に全国イベント「Java コミュニティ・カンファレンス」を開催
  6. 形式にこだわらない勉強会兼交流会である「夜学」の実施

特に重視しているのは、技術者が企業、団体、地域の枠を越えてフェース・トゥー・フェースで語り合い、親睦を深める活動です。米国シリコンバレーの活力を支える要因として、企業の枠を越えた技術者どうしの人的ネットワークが機能していることが指摘されています。インターネットでどこでも情報を入手できる時代であっても、技術者にとって最も良い刺激となるのは他の技術者との人的交流です。日本のソフトウェア技術者どうしの「草の根」ネットワークを活性化させることは、ひいては日本の産業力向上と技術者の地位向上につながるものと考えています。

今後、日本 Java ユーザグループは、活動分野を広げ、趣旨に賛同するコミュニティや企業を拡大していきます。また世界各地の Java ユーザグループどうしの交流にも参加していきます。

以上

<お問合せ先>
コモンズ・メディア 星 暁雄(日本Javaユーザグループ設立準備会 広報担当)
TEL: 03-5614-6323 / e-mail: hoshi [at] commonsmedia.co.jp

<Webサイト>
日本Javaユーザグループ設立準備会
http://www.java-users.jp/


 

● 別表 1: 4 月 16 日現在の参加コミュニティの一覧 (50 音順)

● 別表 2: 4 月 16 日現在のサポータ企業の一覧 (50 音順)