Japan Java User Group
JJUG Conference 2009 Spring

 

セッション一覧

講演内容、講演者および講演時間は現時点の予定であり、変更になることがございます。ご了承ください。
G-1 10:10 - 11:00
セミナーホール 4F 417

基調講演
クラウドの技術的特徴について
丸山 不二夫
日本Javaユーザグループ/早稲田大学

先行するクラウド・プレーヤ Google, Amazon, Microsoft三社の、クラウド技術の技術的核心は、そのScalabilityとAvailabilityにある。それらに付随して、CAP Theoremという洞察や、Eventually ConsistentやBASE Transactionといった新しい概念が生まれ、様々なOptimistic Concurrent Controllの実装手法が探求され、P2P/DHTの再発見・再評価ともいうべき流れが生まれている。

講演では、こうしたクラウド技術の特徴を概説する。

発表資料 G-1.pdf

 

G-2 11:00 - 11:50
セミナーホール 4F 417

基調講演
クラウドを支えるグリッド技術 「インメモリ・データグリッド」による典型的デザイン・パターン
Brian Oliver
Oracle Corporation

プライベート・クラウドを支える基盤技術として注目高まる「分散インメモリ・データグリッド」。分散キャッシュや分散ハッシュテーブルとも呼ばれ、その基本的な仕組みや挙動は徐々に知られるようになってきました。しかし、実プロジェクトでの実装パターンまで知っている方は少ないのではないでしょうか。

本セッションでは、データグリッドの代表例である「Oracle Coherence」の基本的な仕組みをおさらいするとともに、先行する欧米の実プロジェクトで使われている典型的デザイン・パターンを紹介します。

発表資料 G-2.pdf

 

A-1 13:10 - 14:00
セミナールーム 4F 401

ルールエンジン JBoss Rules の紹介とその適用例
山本 裕介
日本 JBoss ユーザグループ

SOAやクラウド、マッシュアップといった近年の流行に共通するのは"スピード感"です。
スピード感をもっていかにニーズを素早く実装に落とし込むか、そして実装を将来に渡って陳腐化させないためにどうやって柔軟性を保つかというのは永遠の課題ではないでしょうか。

本セッションではソフトウェアの柔軟性を支える技術として注目されているルールエンジンである JBoss Rules をデモを含めてご紹介します。

発表資料 jboss-rules(外部サイトへリンクしています)

 

A-2 14:15 - 15:05
セミナールーム 4F 401

クラウド時代のUIデザイン再検討
矢野りん

卓上式パソコンは「卓上」で行う行為をそのまま操作性に置き換えていました。卓上に、道具がある。ととらえていたのです。
来るべきクラウド時代、道具は雲の上にあるとしたら、それを仮想の卓上に置くことは機能的でしょうか?
雲(クラウド)を見るのはわたし(ユーザー)です。そしてわたしは机の前にいるとは限りません。いつか、任意の時間に、どこか、任意の場所で雲を見ます。ならばいっそ、時間と空間をそのまま操作性に置き換えたほうが機能的だと考えることはできないでしょうか。
この仮説に基づいて、UIのインタラクションデザインを再検討します。その結果を発表いたします。置き換えてみる操作は以下の通りです。

1.「デスクトップ」を「ワークスペース」と考えてみる
2.フォルダの呼称を place > spot > scene としてみる
3.「フォルダを開く」でなくて「Placeに入る」と考えてみる

発表資料 A-2.pdf

 

A-3 15:20 - 16:10
セミナールーム 4F 401

Google App Engine 上でスケールする Web アプリを書くには
松尾 貴志
サイオステクノロジー株式会社

Google App Engine 上でスケールする Web アプリを書く方法について論じます。もともとGoogle I/O 2008 で講演されたものを私が翻訳したものです。

Python 版をベースにお話ししますが、SQL から Datastore に移行する時につまずき易いところに言及しているので、Java 版での開発時にも必ず役に立つはずです。

発表資料 A-3-1.pdfA-3-2.pdf

 

A-4 16:25 - 17:15
セミナールーム 4F 401

Slim3 for Google App Engine/Java
ひがやすを

クラウドの本命、Google App Engine/JavaのEarly Lookがついに利用できるようになりましたGAE/J上で迅速なアプリケーション開発をサポートするSlim3が実際に動く様子をデモでお見せします。また、GAE/Jの最新状況もあわせてお伝えします。まにあえば、タイプセーフな流れるようなインターフェースでBigTableにアクセスする機能もお見せします。

 

B-1 13:10 - 14:00
セミナールーム 4F 402

JavaFX for Dummies
櫻庭祐一
横河電機株式会社

JavaFX は RIA という枠にとらわれず、様々な GUI を構築するための新しいプラットフォームです。今まで Java が苦手としていたアニメーションなどを簡単に実現することができます。

JavaFX は Java VM 上で動作しています。そのため Java との連携も容易です。また、Swing と JavaFX を共存させることも可能です。

JavaFX は GUI 構築のために、JavaFX Script というスクリプト言語を使います。JavaFX Script は宣言的文法を採用し、手続き型言語よりも構造を表しやすい言語になっています。そのため、UI を効率的に構築することができるのです。

本セッションでは JavaFX および JavaFX Script について、デモを交えて紹介します。

発表資料 A-4(外部サイトへリンクしています)

 

B-2 14:15 - 15:05
セミナールーム 4F 402

Agile Modegramming for Cloud
浅海智晴
edge2.cc

Modegramming とは、テキスト DSL (Domain Specific Language) & モデル・コンパイラによってモデリングとプログラミングを融合する技術です。
SimpleModeling は、浅海が整備しているオブジェクト・モデリング手法で、Modegrammingによってアジャイル開発、モデル駆動開発、クラウド・プラットフォームを結びつけることを目指しています。

本セッションでは、SimpleModeling の中核技術であるモデル・コンパイラ SimpleModeler についてデモを中心に説明します。
CSV やマインドマップから Grails (Groovy/Spring/Hibernate) と Google App Engine Python (Python/Django)およびGoogle App Engine Java(Java/Servlet/JSP/JDO)のWeb アプリケーションを自動生成するデモをしますのでぜひ見にきてください。

発表資料 B-2.pdf

 

B-3 15:20 - 16:10
セミナールーム 4F 402

Inside Jazz & Rational Team Concert 2.0
和田 洋
日本アイ・ビー・エム株式会社

Open Commercial Software Developementというスタイルで開発されているJazzプロジェクトは、Jazzテクノロジーを使った開発を自ら実践、運用し、jazz.netサイトを通じて公開しています。その開発現場のノウハウの一端に迫りたいと思います。

発表資料 B-3.pdf

 

B-4 16:25 - 17:15
セミナールーム 4F 402

Hadoopを用いた大量ブログデータ処理
大倉 務

近年、クラウドコンピューティングサービスの普及やMapReduceのJava実装であるHadoopの完成度の高まりにより、MapReduceモデルを用いてシステムを構築する環境が身近になってきました。MapReduceモデルを用いることで、これまでは複雑だった大量のデータを用いる並列処理を極めて容易に記述することができます。このセッションでは、MapReduceモデルの簡単な紹介を行った後、日本中のブログを収集して書き手の属性ごとに話題を抽出するシステムblogeyeを作成した経験をもとに、Hadoopを用いて簡単に大量データ処理を行った方法を紹介します。

 

C-1 13:10 - 14:00
セミナールーム 4F 409

関数型xオブジェクト指向:マルチパラダイム言語Scalaの可能性
羽生田栄一
株式会社豆蔵

JVMの上で動きポストJava言語としても注目されるプログラミング言語Scalaを、本格的な関数型プログラミングとオブジェクト指向との融合の可能性という観点に立ってわかりやすくご紹介します。なぜ関数型が今後重要な計算パラダイムになっていくのかをご理解していただければ幸いです。

発表資料 C-1.pdf

 

C-2 14:25 - 15:05
セミナールーム 4F 409

Sun のクラウドコンピューティング戦略
下道 高志
サン・マイクロシステムズ株式会社

3月18日にSunはpublic cloud service を提供するSun Cloud を発表しました。
今回はその内容をご紹介すると共に、Sunのcloud に向けた取り組みをご紹介します。Sun社内で行われているHadoop on Solaris での検証状況等もお伝えします。

発表資料 C-2.pdf

 

C-3 15:20 - 16:10
セミナールーム 4F 409

うちのももこ(仮)お見せします
安生 真
株式会社ケイブ

現在弊社にて開発中のAndroidアプリケーション「ももこ(仮)」を通して、Androidのアプリケーション開発を解説します。Java1.5をベースにしつつ、独自に拡張されたAndroidフレームワークの一端を紹介します。

 

C-4 16:25 - 17:15
セミナールーム 4F 409

明示的メモリ管理機能を有するJava VMの紹介とコード非修正での適用技術
足立昌彦
株式会社日立製作所

大容量メモリを搭載したマシン環境が身近に利用できる時代になり、 メモリ領域管理の重要性は益々大きくなっています。

日立ではGCによるメモリ領域管理に加え、 プログラマが明示的に利用できるメモリ領域を提供するJava VMの研究・開発を行っています。
Cosminexus V8では、本機能を適用することでFullGCレスを実現しました。 本機能はAPIとして利用できますが、新たにソースコードを修正せずに適用できる機能を開発しています。

本セッションでは明示的メモリ管理機能の紹介と、コード非修正での適用技術、 そのオープンソースソフトウェアへの適用事例をご紹介します。

 

BOFA-1 17:30 - 18:20
セミナールーム 4F 401

Java NWプログラミングとSIP Servlet(仮)
yuripop

RFID、ソケットプログラミングと並行処理、SIPとSIP Servletなど、ややマニアックなネットワーク技術をとりまくJavaについて、経験をもとにおはなしします。

 

BOFA-2 18:35 - 19:25
セミナールーム 4F 401

Windows Azureに見るクラウドテクノロジーの進化
萩原 正義
マイクロソフト株式会社ソフトウェアアーキテクト

クラウドコンピューティングが従来のエンタープライズアーキテクチャ(nティアモデルのアプリケーションアーキテクチャ、SOA、RDBなど)とどこが違い、どのように共存、移行をしていくのかをWindows Azureを例にいくつかのキーポイントで解説する。具体的には、構造化オーバーレイ、キーバリュー型データモデル、スケールアウトのアーキテクチャなどである。また、現在のオブジェクト指向を主とする開発技術がどのように進化していくのかを予想する。

 

BOFB-1 17:30 - 19:25
セミナールーム 4F 402

複数のGUIウィンドウプログラムが動くシングルウィンドウシステムとその応用
柳瀬隆敏
アプレットサーバーシステム研究所

現在のWebアプリは、①サーバでの画面生成、②端末でのスクリプトの使用、によって複数画面のシステムを実現しています。これは、非常に複雑な仕組みです。そのため、運用の現場ではシステムの誤動作に遭遇することは珍しくありません。情報セキュリティの視点から観ると、より単純な仕組みで信頼性の高い基盤技術に移行することが望まれます。本講演では、Java Appletとして作成された前記複数のGUIウィンドウプログラムが動くシングルウィンドウシステムを端末にした、安全性が高く単純な仕組みの、クライアントサーバシステムを紹介します。

発表資料 BOFB-1-1.pdf

 

Introduction of OpenSocial
よういちろう
株式会社ミクシィ

今春は日本におけるOpenSocialが遂に現実となった記念すべき季 節です。本セッションでは、OpenSocial の概要や魅力を伝えると共に、今 後進むであろうWebのソーシャル化について紹介いたします。

 

位置情報を簡単に
新里 祐教
GMOインターネット株式会社

携帯端末などにあるGPS機能を使ったアプリケーションで、遊んでみたいと思いませんか?2点間の端末との距離を計算する方法など、GPSから得られる緯度・経度の簡単な使い方についてご紹介します。

発表資料 BOFB-1-3(外部サイトへリンクしています)

 

Grails がもたらすソフトウェア開発の新しい視点
山田正樹
日本 Grails/Groovy ユーザーグループ

Grails が提供する, 動的な性質, プラグイン機構, DSL などはユーザにとっても, 開発者にとってもソフトウェア開発のあり方を変える可能性があります. その見方から Web アプリケーション開発フレームワーク Grails をご紹介します.

発表資料 BOFB-1-4.pdf

 

 

BOFC-1 17:30 - 18:20
セミナールーム 4F 409

今夜はじめるJavaScript(基礎文法編)
川尻 剛
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社

ブログや雑誌でJavaScriptの話題が盛り上がっているのを見て、面白そう!と思った事はないでしょうか。しかし、実際に手を出してみると多言語の経験がある方ほど戸惑いを感じてしまうのではないかと思います。

本セッションではJavaScriptのややこしいところを中心に、文法からオブジェクト指向までJavaScriptの基礎の基礎を解説します。上級者お断り!初めての方こそ聞きにきて下さい。

発表資料 BOFC-1.pdf

 

BOFC-2 18:35 - 19:25
セミナールーム 4F 409

今夜はじめるJavaScript(リッチクライアント編)
川尻 剛
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社

JavaScriptの最も面白いところがHTMLの構造を動的に変更できる点です。本セッションではDOM操作の基本から、イベント処理、AjaxからCometまで、ウィジェットを自力で作り出すためのノウハウを紹介していきます。是非とも基礎文法編と併せて聞きにきて下さい。

発表資料 BOFC-2.pdf