JavaOne の楽しみ方

株式会社ボイスリサーチ 西村一彦

1998 年に参加して以来、2 回目の JavaOne です。当時は 3 月開催で、かなり寒かったという記憶が残っていますが、今回のサンフランシスコは本当に天候に恵まれています。

JavaOne 2007 での重要な催し物のひとつに「JavaOne Pavilion」があります。ここは、スポンサーも含め 100 を超える IT 企業が、最先端のテクノロジーを使った製品やサービスを紹介する場です。テクニカルセッションとは異なり、各社のエキスパート達とFace-to-face で、しかも実機に触れながら話ができるので、実はこちらにも多くのデベロッパが集まってきます。したがって、会場のいたるところで、人の輪ができあがります。その中に参加するもよし、少し距離を置いて聞くもよし、それは参加者の自由です (でも、だいたい横で聞いていると、「おまえはどう思う」なんて突っ込みを入れられる可能性はかなりの率であります)。

さて、今回参加してみて一番感じたことは、展示内容が「モノ」や「見栄え」に凝っていて、素人目にもとてもわかりやすいものが多かったことです。J2EE/Java EE が注目されていた頃は、展示内容もサーバの機能の説明やパフォーマンスが中心で、地味な印象をぬぐえなかったのですが、今回は違いました。

たとえば、Java Playground というコーナーには、Java でリアルタイム制御するロボット (WowWee の Robosapien RS Media というロボット)、水中自動車、ヘリコプター、スロットカーレーシングといった、実際に触れることのできる展示物が並んでいます。ロボットは、コントローラを使って制御させてもくれます (残念ながら、私が見たとき、ロボットはご機嫌斜めでしたが)。また、3D を駆使した、Project Darkstar や Project Wonderland のデモンストレーションにもわくわくさせられます。

極めつけは、会場の奥の大きな黒い箱(というかコンテナですね)です。これは、そう、ご存知、Project Blackbox です。コンテナの中に、サーバ、ネットワーク機器、空調設備を備えた移動式のデータセンターで。写真では見たことはありましたが、思ったよりも小さかったです。実際に中に入ってみると、ラックにサーバやストレージが積まれていて、確かにデータセンターの一区画にいるような感じでした。

この他にも、ゲームコーナーやラウンジがあったりと (Pavilion にはマッサージ屋さんも出ていました)、頭を休めて、リラックスできる場もあります。JavaOne は、Java デベロッパーの Playground なんだと再認識した次第です。