JavaOne 報告 5/8

横河電機 櫻庭 祐一

日曜日にレジストしたのですが、そのときにはいつもはあるプログラムがなかったので、コスト削減で印刷物はないのかと思っていました。しかし、今日になって、ようやくプログラムの配布をはじめました。ようするに印刷が間に合わなかっただけのようです。

ここ数年、JavaOne 参加者は増加傾向にありますが、今年もまた増えたみたいです。どこをいっても人の列が... 特にランチの列はすごかった。結局、時間がなくなってランチを食べそこねました orz

さて、今日櫻庭が聴講したのは

 

General Session

今回の General はとても分かりやすかったです。というのも、新製品や新技術の発表が多かったからです ^^;;

やはり、コンセプトものはやっぱりわかりづらいですから。英語を聞き取るのも難しいし。

さて、今日発表されたものは

  • Sun Java System Communications Application Server
    携帯電話のキャリアなど向けの製品のようです。SIP やメッセージングをサポートしているらしいです。
  • ビルド可能な OpenJDK の提供を開始
  • JavaFX
    もともと、JavaFX は F3 (Form Follows Function) と呼ばれていたものなのですが、Mobile 版も一緒になって JavaFX となったようです。Desktop 版は Swing と JOGL、JOAL (たぶん) を使っていますが、Mobile は SavaJe がベースになっているようです。Flash (or Apollo) に対する Sun の答えなんでしょうね。
    しかし、おもしろそうです。

最後にいろいろな言語でありがとうという意味の言葉が並べられているのですが、なぜか日本語だけは「元気です」なんで?

 

Technical General Session

今年を象徴していたのが、Technical General Session。

だって、Java EE の話題は jMaki と Phobos だけですよ。こんなのはじめてかもしれません。

今までの Technical General と同じように進んだのは Java SE だけ。残りの時間は JavaFX に費やされてしまったのでした。

 

Technical Session

今日のハズレは TS-3565。もう少し深い内容なのかと思っていたのですが、SwingWorker クラスの使い方だけで終わってしまいました。

 

TS-2383 Java SE: Present and Future

前半の Java SE 6 はどうでもいいので、後半の Java SE 7 を中心に聴講しました。去年まで盛んにいっていた、XML のネイティブサポートは急激にトーンダウンしてしまったようです ^^;;

Java SE 7 の機能として次のようなものがあげられていました。

  • Multi Lang. Support - Beanshell, JRuby, Jython, Groovy, JavaFX Script
  • Module - superpackage, Java Application Module
  • Closure
  • Operator overloading - Collection や BigDecimal 向け
  • Beans Binding
  • Beans Validation
  • Swing Application Framework

 

TS-2707 Java Puzzlers, Episode IV: The Phantom-Reference Menace/Attack of the Clone/Revenge of the Shift

今年は Neal じゃなくて、William Pugh という人でした。後はいつもと同じような構成です。

新趣向としては JUnit の問題が出たことぐらい。でも、今年は難しかったです... orz

 

TS-2294 Closures for the Java Programming Language

Neal は Puzzlers じゃなくて、Closure で講演でした。現在、Closure を推しすすめているのは、Neal と James だからしかたないかもしれません。

 

BOF

 

BOF-1692 Introducing the Sun SPOT (Small Programmable Object Technology) and Sun SPOT Community: Java on Wireless Senso Network

やっと売り出した Sun SPOT です。Project Blackbox で使われていることや、プログラミングの話がありました。

まぁ、SPOT はそれだけでおもしろいので、講演の中身が薄くてもいいんです ^^;;

 

BOF-2400 Modularity in the Next-Generation Java Platform, Standard Edition (Java SE): JSR277 and JSR 294

superpackage と Java Application Module の話です。

superpackage はもともと C++ の friend から出てきたので、かなりいまいちかと思っていたのですが、結構いいかもしれません。もう 1 つスコープを増やしたような感じですね。そのスコープが柔軟に設定可能ということが売りなのでしょう。

JAM はバージョンニングできて、他の JAR も中に取り込めるようなモジュールで、JAR の上位バージョンみたいなもの。とりあえず、バージョニングができるのはうれしいですね。

 

BOF-2899 Java Programming Language Features in JDK Release 7

今まで、出てきていないものとして、次のようなものがありました。

  • ストリームを扱うときの close など、常にかかなくてはいけないような記述を減らす
  • Reified Generics - Generics を具体化するってよく意味が分からない

後は検討中のものがいくつか紹介されました。